1969-08-15 第61回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
会津の坂下町には片門発電所、柳津町には柳津発電所、三島町には宮下発電所、金山町には本名、上田、滝発電所、只見町には田子倉発電所と、東北電力関係の発電所がありますが、ダムができる以前は、このような水害に見舞われたことは百年間以上もなかったと地元の人たちは言っております。
会津の坂下町には片門発電所、柳津町には柳津発電所、三島町には宮下発電所、金山町には本名、上田、滝発電所、只見町には田子倉発電所と、東北電力関係の発電所がありますが、ダムができる以前は、このような水害に見舞われたことは百年間以上もなかったと地元の人たちは言っております。
あれは、私から申し上げるまでもなしに、田子倉発電所の建設路線ということで敷設され、それを強化したにすぎない、こういう特殊事情もございますが、三十キロの間に、ただ一本レールで、交差する場所がないのだという。こんなような特殊事情というものがあっていいのかどうか。これがいま当面緊急に取り上げていただかなければならない問題ではないか、これが第一点でございます。
その内容は、奥只見発電所、田子倉発電所をはじめとする只見水系の発電所及び新潟火力発電所、帝国石油株式会社の南阿賀油田、日本ガス化学工業株式会社の松浜工場、石油資源開発株式会社の紫雲寺ガス田、見付油田の実地調査のほか、地場産業としての福島県会津若松市の漆器工場団地、並びに新潟県燕市の金属洋食器製造業の実態についても調査をしてまいりました。
たとえて申しますれば只見川筋の問題でございますが、只見川で、私のほうですでに開発した地点が四カ地点ございますが、日本で最大出力といわれております田子倉発電所と——これは三十八万キロでございますが、奥につくりました奥只見発電所——これは三十六万キロでございます。初めは、その間に二つの発電所をつくる予定であったのでございます。
○藤井参考人 すでにでき上がっております水力発電所で、一番大きいのは、先ほど申し上げましたように、田子倉発電所でありまして、出力は三十八万キロワットでございます。それから、現在工事中の最大なる地点は、先ほぼ来問題になりました北山川筋の池原地点でありまして、これはさしむきのところ、十四万キロでございますが、さらに十万キロふやしまして、二十四万キロになる見込みでございます。
さて、このたび当社決算について審議にあずかります昭和三十五年度の概略について申し上げますれば、年度初めにおける総投下資本二千五百五十九億円、また保有発電設備十五カ所、出力九十四万八千百キロワットでありまして、当年度は、前年度より継続中の奥只見、十津川第一、長山、御母衣の四発電所、及び前年度より一部運転中の田子倉発電所が二十八万五千キロワットの運転に入る年度でございましたので、これが完成に全力を注ぎ、
電源開発株式会社が田子倉発電所の建設のための資材輸送用といたしまして、会津線の川口と田子倉間に敷設されました専用鉄道は、敷設工事は全部国鉄に委託をいたしまして、全長約三十二キロメートル、工事費で約二十九億円をもって施工されたわけでございます。
○大堀政府委員 田子倉発電所の引き渡し価格キロワット・アワー当たりで暫定料金四円七十六銭ということで現在計算されております。これは、ただいまお話の通り、専用鉄道が十五億円で譲渡できるという計算を前提にいたしまして、かりにこれがゼロといたしました場合、どれだけ影響があるかということを計算いたしますと、キロワット・アワー当たり三十銭高くなって、五円六銭になる計算になります。
田子倉発電所はすでにダムの構築を終わり、現在最大出力二十八万五千キロワットの発電を行なっておりまして、将来奥只見ダム、その他の完成を待って、最大出力三十八万キロワットまで増設されるとのことであります。ここは御承知のように収用地の補償問題で大いに苦労したところでございまして、現地の関係者は補償問題を迅速かつ適切に処理し得るための法的、制度的整備を切望しておりました。
○野本品吉君 私どもの班は、七月二十九日から八月四日までの七日間、小柳委員と私とで福島、新潟両県下の検査報告指摘事項三件と、裏磐梯山有料道路工事、田子倉発電所建設工事、並びに新潟地区の地盤沈下問題について調査して参りました。新潟県下の調査につきましては、武内委員が御参加下さいまして、いろいろと御配慮にあずかりました。
仙台陸運局において承知したところによりますれば、田子倉専用鉄道は、電源開発田子倉発電所建設用資材輸送のため会津川口―田子倉間に電源開発株式会社が敷設し、本年七月に竣工の予定でありまして、電源開発株式会社はこの専用鉄道の運営を日本通運に委託し、日本通運は国鉄退職者五十一名を主軸とする百二十名の人員をもってこの運営に当ることになっている趣きであります。
○相澤重明君 これは、先ほど御報告いたしました田子倉専用鉄道の運営に関する問題でありますが、これは電源開発田子倉発電所の建設資材を輸送するために会津川口から田子倉間の鉄道を敷設するというものであります。ところが国鉄はこういう線路を受け持つと赤字になるから国鉄はやりたくない、こういうことで、この電源開発はすでにもうどうしても国家的な仕事であるからこれを進めるということで進めております。
翌十一日は、会津若松から只見川水系に入り、東北電力の既設七発電所、田子倉の逆調整池である滝発電所の建設予定地を過ぎて、電源開発株式会社で建設中の田子倉発電所まで参り、帰路は、支流伊南川をさかのぼって駒止峠から阿賀川本流の大川に沿って若松まで帰りました。
それからその次が東北の只見川水系——下流の方へ参りますと、阿賀野川と申しておりまするが、只見川の二つの発電所がございまして、その一つは田子倉発電所、その第二が奥只見発電所、いずれも佐久間発電所に匹敵する、場合によっては、出力だけから申しますると、佐久間発電所よりも幾らかさらにそれよりも大きな大貯水池の水力発電所でございまして、田子倉発電所は全出力では三十八万キロワット、さしあたり第三台目の計画、つまり
その例の優なるものは、佐久間発電所の三十五万キロワットの大水力の完成でございまするが、それに引き続きましてただいま申し上げましたように、目下東北の方で田子倉発電所、あるいは奥只見発電所、また北陸の庄川水系の御母衣発電所、これは二十一万五千キロワットでございますが、いずれも佐久間に匹敵するような大貯水池の水力発電所でございます。
○岡本委員 去る七月十四日、十五日にわたり、議長の承認を得て、只見川水域及び田子倉発電所建設現場を視察いたしましたので、派遣委員を代表し、御報告申し上げます。
このことは田子倉発電所自体の発生電力並びに下流施設の効用により、豊富にして低廉なる電力を確保することに相なりますので、東北地方の電気料金をして上昇すべき要素を極力抑制いたしまして、豊富にしてしかも安定せる電気を供給して、東北地方の工業振興に資したいとひたすらに念願して参ったのであります。 次に本問題の核心でありますところの下流増につきまして所信を申し述べます。
先般新聞紙上で拝見したのでございまするが、今回新任されました小坂電源開発総裁の談としまして、現在福島県下の田子倉発電所でございますが、すでに準備工事に着工しておるのが、いろいろの理由のために当分工事を中止するというような説が出ております。
しかもこの分配の裏にはどういう契約書がとりかわされたかというと、「東北電力株式会社を甲とし、只見村を乙とし甲の田子倉発電所並に滝発電所建設目的達成のため、甲乙の間に左の通り契約する。一、乙は甲の田子倉発電所並に滝発電所建設目的達成のために、甲に対し積極的に協力をする。二、乙は甲の前項工事の施行に当り別紙個書記載の村有地を将来甲に売渡し、甲以外の者に売渡さない事を確約する。